車輪の国、向日葵の少女

1日目 1時間10分ぐらい

特別高等人、罪人を更生指導する人。賢一はそれを目指すために田舎町を訪れた。賢一はそこに昔住んでた。とっつぁんとかいう野郎が賢一と同じく高等人になろうとしてた女性をあっけなく銃殺。なんだこれ。

夏咲・・・恋が出来ない義務

灯花・・・親権者に絶対従う(大人になれない)

さち・・・1日12時間

田舎町には義務を背負う歴史がある・・・?これで合ってたっけ...。

 

2日目 2時間

いつも通り普通に過ごして御謝祭って日が来て、これは義務を1日だけ制限しなくていいみたい。そやからヒロイン3人と他2人でワイワイガヤガヤ。と思ってたら実は今年から御謝はなくなったらしく賢一はとっつぁんにボコボコにされて2週間負傷。夏咲を保護観察対象にされた。ほんで急に夏咲は遠くの山にあるお墓にまで行った。樋口健って名前らしい。昔樋口ってやつが義務反対運動を起こしたらしい。でその息子が逃げたと。樋口健ってのは賢一のこと。急に保護対象がさちに変わった。理由は賢一と夏咲が過去に接点があったからと思われる。

第一章 特別高等人 終わり

 

3日目 1時間

さち、先の内乱で両親を失い孤独になった。借金をしギャンブルなどの収益で返そうとするが無理だったため義務を負う。磯野は樋口三郎のファンで洞窟に財宝があるとわかってさちに知らせて探検しに行くことになった。とっつぁんがまなと接触したらしい。まなの身に危険の予感。ってわけで探検の日が来ました。

 

4日目 5時間

探検が終わって帰るとまなのようすがおかしい。どうやらとっつぁんの知り合いの大使がまなが亡き娘に似てるから金で買おうとしてたようだ。そのことを賢一は知ってさちにもそれは知り渡った。さちはまなを先に買おうと金をぶちまけたが急に値段が跳ね上がってて無理になった。さちは「お願いします、何でもするから許して」と懇願したところ賢一が特別な権限を発動してさちに絵を描かせ買い取るという作戦に出た。頑張った。途中ワザとBADENDに行ってエッチもしました。さちはあんなこと言っておきながら怠惰だった。原因はまなの期待。まなが家出した。さちは死ぬ思いで頑張った、が、まな自身がさちの絵を認めなかった。ってことでまなが「ほな、頑張ってな」と言ってさちは「まな、やだぁ!!!」と号泣。美しい姉妹愛を見せてくれた。さちは賢一の判断で多大な頑張りにより義務が解除された。

 しかし、これはとっつぁんによる陰謀だった...。大使はただそこらにいた外人、まなのことはワザと聞かせてさちに絵をかかせるように仕向けたのだと。姉妹の人生の利用に賢一は激怒。これは恐らく賢一の試験のために行われた陰謀だったのだ...

 追記

さちがまなと出会ったのは4年前、まなは養護施設の人で施設が潰れて放浪してるとこをさちが拾った。さちはあー見えてめっちゃ寂しがり。

 

5日目 30分

お姉ちゃんは「大学に行く」と言って町を出た。その時にポツりと発した言葉「私はずっとそばにいる」とか「私を必ず守りに来てね」とかが気になった。あと太陽マークの極刑のやつ。何か関係があるのだろうか。 

 

6日目 5時間

灯花の監督が始まった。京子は灯花に命令をする日々で別に灯花には不満があまりなかったけど、お父さんが出てきて灯花に接触し始めた。お父さんの唐突の酔っ払いで嫌がらせの手紙が来て、灯花は理想を父親に持っていて、でも実際は灯花は実両親に義務生活で問題があった。京子はそれがムカついて手紙をビリビリ。灯花は家出したけど賢一に連れ戻された。それでも灯花が父親のことを問いただすので京子さんキレて義務がキツくなった。灯花はそれに不満で研修に京子を送ったが灯花がその直後父親がそのことを知って京子を研修に送ったことを後悔して賢一に頼んで無事京子帰還。京子は昔灯花と同じように義務を負ってた人。そっからは京子が甘い母親に変わった。しかし灯花に父親から本当の願いのように「一緒に暮らさないか」と電話。京子は料理が出来なくて、でも灯花は料理が好きで父親が料理専門なので「考えておいて」と一言。

追記

灯花は京子家族の5人兄弟の中の養子の幸喜って奴の子供。

 

7日目 3時間

京子は昔灯花に自分がされたことと同じことをして虐待をした。その罪を隠蔽するために灯花にはキッチンに近づけなかった。で京子の誕生日の時に灯花がシチューをプレゼントをしたけど京子の昔の記憶が蘇り暴走。最初は「自分の子じゃない」などと思ってた記憶が。シチューが灯花の顔にぶちまけられたりしたのにそれでも灯花は京子を許そうとしていた。親子の感動シーン。とっつぁん曰く、多分あの幸喜夫妻は偽物でとっつさんが用意した人。何が目的なのだろうか。

 

8日目 4時間

夏咲は昔は陽気で健の手をひっぱてた。やがて町内で樋口三郎部隊と政府部隊で戦争が起きて、三郎はとっつぁんに殺されて姉の瑠璃子連座制で逮捕された。そこでとっつぁんに拾われて健は高等人を目指すことに。

夏咲とある日崖に行った時に賢一が先走りすぎたのか夏咲に近づいて夏咲が崖から落ちかけたとこを助けて転落してしまった。ここでまた昔の回想。

健は姉が出て行ったあと向日葵畑で夏咲に会って不意に「リボン可愛いね」と言ったところ夏咲がその言葉で健のことを気に入った。それから健を学校に連れて行っていつも仲良さそうにしてたら佐久間鉄人が出てきて、そいつが夏咲が好きだったから健を目の敵にし出してイジメ発動。健は引きこもりになったがそれでも夏咲は健に接してあげてくれた。

夏咲は4年前に佐久間鉄人の恨みがあったのか佐久間から金をだまし取ったなどの冤罪を喰らって地獄の拘留所生活を3か月も受けて遂に夏咲が折れて自白してしまったらしい。それで義務を受けることに。

賢一は夏咲に自分が健であることを言ったところ夏咲は今の自分を見られたことがショックでふさぎ込んでしまったけど色々あってちょっと距離が縮まった。

 

9日目 9時間

10日目 2時間

 

こんにちは!

今回やったゲーム「車輪の国、向日葵の少女」はとある知り合いにオススメ(日本人ならやれ)と言われてやりました。このゲームは都会からは遥かに離れた田舎で義務を背負った少女達を更生させるために特別高等人の候補生である主人公がその少女達と罪に向かい合っていくといった内容でした。それぞれの義務、過去といったものがどういう風に繋がっていくのか、解消するためにはどうすればいいのか。結構内容的には深かったしその分泣く場面もいっぱいありました。章ごとに感想書いていきましょう。

 

第1章 

最初の演出が良かったとまず思いました。早速出てきた同じ候補生の仲間が集合場所に遅刻しただけで撃たれてしまうというのを見せられた時は「え、これって死人が簡単に出るゲームなの?」などと先入観を持たされました。とっつぁん怖かったですね...。

この章では特別高等人、少女達の義務の内容、村についてなど背景が語られてました。個人的には義務の中でどれが一番厳しそうかなって最初思ったんですけど、まあ12時間しか時間が取れないさちの義務かなと。今の世の中恋愛はそもそも難しいし親のいう事はちゃんといい子にしてたら大丈夫ですしね~。一番この章で面白かった場面は恩謝祭のとこと夏咲が山の墓について語るとこでしょうか。恩謝祭ではエロゲならでは定番のヒロイン全員(野郎が1人おったけど)と楽しくパーティしましょう的なのやってて見てて微笑ましい光景でしたね。青春ってやつでしょうか。まあ今年から恩謝祭無くなったらしくてとっつぁんにフルボッコにされてましたが(痛そう)。夏咲の健ちゃんの思いが少し語られた時に自分は「あ、賢一が健のことか」ってすぐにピンと来ましたが直後に賢一自身が言ってました。このゲームのプレイヤーに「あんた」って形で語りかけてくるのすごい良い設定ですよね。

 

第2章

この章は三ツ廣さち√ですね。さちは初めて登場した時から「この娘かわいいな」と思ってたのでちょっと楽しみではありました。まなという少女が出てきましたけど最初の方はあまり重要ではなく、って言っても絵をさちにプレゼントするなどとちょこちょこ大事そうな行動をしてたと思います。

まず大きな内容と言えば洞窟探検でしたね。金が欲しいさちは三郎の遺産が欲しくて「探検しましょう」みたいな感じでした。ここで一番ビックリしたのが初めてプレイした時に縦穴を登ってるとこで選択肢を誤ってしまったらさちが転落死してしまうことでした。最初そのBADENDになってしまいました笑。いやかなり哀しい展開でした(>_<)。もう一つ、さちが溝にハマってそれを賢一が助けるとこ、賢一すごいカッコいいとか思ったり。怪我してまで助けるのはカッコいいですよ!!。ここらへんでさちが告白めいたことを言ってましたがそれも印象的でした。

次に大きな内容と言えば絵でしたね。12時間義務とまなとさちの絵に対する思い全部が詰まっててとても見入っちゃう感じで文を読んでました。とっつぁんの思惑にまんまと乗せられてた感じでしたが、それを抜きにするととても感動出来たと思いますってか泣きました!最初は絵を描けないさちだったのに、まなが出て行く時にさちが本気で側にいて欲しいと叫んでいたとことかは美しい姉妹愛を感じました。さちの本当の強さ、まなの強い思い、いや~美しい物でしたよ。ちなみに最初はこの流れで絵が完成してまなが戻ってきてハッピーエンドとか思ってましたけど、まさかのまながさちの描いた絵を認めなくてまながどっかに行ってしまうとか思ってもいませんでした。別に戻って来てもいいかなと個人的には思いましたけどね。その方がやっぱり泣けると思いましたので...。とりあえずとても泣きました!

 

第3章

灯花きた~~~~~~~~~!!!!

灯花は1章で初めて登場して見た時から「あ、この娘絶対最高のやつや」と感じてました。まあ実際いい子で最高でした、こんな妹いたらいいなと思いました。

この章はシリアスなとこもあれば普通に笑える場面もあるという感じでしたね。まずは灯花が家出するとこがシリアスPt1でしたね~。京子の「お父さんに会わせたくない」ってのと灯花の「会いたい」っていう考えが衝突してしまった結果で、まあお父さんが昔虐待(?)してたこと考えると京子の考えが正しいのかなと思ってましたけど灯花の気持ちもよく分かるって感じで、難しいですよね~。家出した灯花を見つけたシーン、急に灯花がデレ出して遂に灯花の可愛さが発揮されてましたね。ちなみに自分ああいうツンデレには弱いです、すぐに惚れてしまいます。またこの後すぐに京子が研修に連れていかれて死にかけるとこがありましたが、京子さん怖かったですね。ちなみにこの後の京子のバカ母親顔をし出したとこは「なんじゃこりゃw」って突っ込みたかったです。

って京子緩んだと思ったらそう長くは続かなくて灯花が本当の両親のとこに行くか行かないかという話に展開していきました。「行くな!」って俺は思ってました。京子が何でそこまで灯花を愛してるのに自分は何も言わないで「灯花にまかせる」と言ったのか疑問に思いました。最初は灯花の気持ちを考えての行動かと思ってましたけど、そうではなかったみたいですね。自分も幸喜夫妻みたいに虐待したことが裏目に出ててその罪悪感から逃れたいのもあったみたいですね(解釈間違ってたらすみません)。でもそれでも灯花は京子を許す、いやこの娘ホントにいい子ですよね!個人的には例のシチューの場面はとても泣けました!本当の母じゃないのに「家族だからだよ」みたいなセリフは心暖まりました。何回見ても泣けると思います...。

そういえばBADENDの灯花結構エロかったですね。

 

第4章

この章は比較的2章と3章に比べて痛いシーンはあまりなかったような気がしますが、夏咲の悲しすぎる過去が主に暴かれてましたね。過去の回想では子供時代の夏咲は純粋な陽気女の子だったのに例の冤罪であそこまで豹変してしまうのを見てしまうと、なんとも悲しい感情しか出てこないですよね...。早く笑ってほしいって気持ちは誰もが思うことでしょう。

この章でとても印象に残ってることと言えば、やっぱり過去の回想で夏咲が臆病でイジメられてる健の手を引っ張っていくとこですね。一番美しいお話でもあるしCGも可愛かったなとか思いました。あの真っ直ぐな心にはプレイヤーの心にグサ!って刺さると思いますよ。ただそんないい場面の後には例の拘留所の場面に移って悲しい過去を見せつけられました。あの佐久間鉄人マジ性格悪すぎんだろ!あとあの寮の管理人も...ねぇ。いい人だと思ったら狙ってたのか!という感じでしたね。結構夏咲が痛い目に合う場面が多かったと思います。

またもう1つ印象に残ってるのが義務を破ってでも健に思いを叫ぶとことか。夏咲が自分自身は収容所に送られても怖い思いをせずにひたすらに思いを叫ぶ、強いですよね...。この4章は結構頭に残る場面が多かったと思います。

 

第5章

一番このゲームの中でも熱い章でした!みんなで力を合わせてとっつぁんを倒そう的なのとても絆が深まっていくような感じでしたね。

いきなりお姉ちゃんが話しかけてきたとこはビックリしましたね~。お姉ちゃんも遂に義務を破る覚悟で健達に協力をするあの姿はカッコよかったと言ったとこでしょうか。てか極刑ってコミュを取れないことだから目を合わしたりしてはいけないってことで、実はお姉ちゃんが健の後ろにずっと着いていたことを聞かされた時は衝撃的でしたよね。

公開処刑の所でのお姉ちゃんの演説はこのゲームの中でも一番熱いシーンではないしょうか。村の人までもが極刑の義務を破って耳を傾け出したりしてるとこがいい演出でしたよね。演説と聞いてプレイ中にテイルズオブリバースというゲームの演説シーンを思い出したんですけど、それに少し似通ってるとこがあって泣ける感じでした。お姉ちゃんカッコいいっすよ...。ただこの後にとっつぁんにやられて牢獄生活のとこは痛かったですよね。お姉ちゃんボコられてるのはとても見るに耐え難かったです。とっつぁんも酷い人だなぁとこの時は思ってました。ただとっつぁんとの最終決戦の大乱闘の末、賢一が勝って逃げることが出来ましたね。

この後の洞窟でいきなりそれぞれのヒロインのお話の回想は始まるとことか泣けるとこだったのかな....。いい場面だったと思いますよ。

で、この章で一番言いたかったのはとっつぁんのことですよね。なぜあそこまで違反とかしてたのに夏咲をすぐに殺さなかったり賢一を殺さなかったのか。めちゃくちゃ厳しい面、裏を返せば賢一のことを思っての行動だったのか?と思いました。もしかしたら三郎の息子だったためなのかもしれないですね。なんていうか、そう考えるととっつぁんっていいキャラだったのかもしれませんね。

 

さちEND

最後のまなの再開は良かったと一言

 

灯花END

将来ええお嫁さんになるでしょう。暖かい家庭的な終わり方してた。

 

夏咲END

笑う夏咲かわいい。

 

お姉ちゃんEND

あのSっぽい性格はやっぱぞくぞくしますよね~。

 

ハーレムEND

俺もそんな生活送りたかった。

 

 

昔ながらのグラフィックや音楽、またお話がコンパクトに抑えられていて結構飽きずにプレイすることが出来ました。また舞台が舞台なだけに、田舎の村ってのも良かった点だったかと。ゲームの雰囲気とちょっと田舎ってのとはあまり噛み合ってなかった気がしましたがそこがまた良かったと思いました。とても素晴らしかった作品です!ちなみに一番気に入ったキャラは灯花でした。ツンデレは最強なんだとやっぱり思います。さちも同じぐらい実は好きだったり...。

それでは!